昨日は二十四節季の「立冬」です。暦の上ではもう【冬】です。
寒くなってくると、家の中で過ごすことが増えますね。
3年ほど前に北欧のフィンランドに旅行をし、知人のアパートメントに一週間ほど滞在しました。
9月の終わり(ちょうど寒波が来ていて寒く、日本の初冬といった気温でした。)に訪れたのですが、ほぼ、どの建物も、セントラルヒーティングで階段室等の共有部分も暖かく、外に出なければ、日本よりも暖かい印象でした。冬場の日照時間がとても短いので、採光のために窓は大きくとられていましたが、二重サッシで、窓からの冷えもありませんでした。普通のアパートメントに、サウナがついてるお家もありました。公共の大きなサウナもあるそうで、入って来れば良かったなぁ~(^。 ^)
インテリアもさすがデザインの本場と言う感じで、どこのお宅もセンスがよく、あれ?これは、あのイスだ!と、普通のお宅に名作イスがある。日本だったら、家具がすごく好きと言う人なら知ってるかな、と言うものが、生活に溶け込んでいて、インテリアに対しての考えや思いが、全く違うんだなと驚きました。
インテリアの効果は、視覚や触覚を刺激することでも、暖かさを得られるのだと思います。ニット素材のものだったり、暖色を使っていたり、薪ストーブの炎の揺らめきや、ちょっとこげた匂いなんかも、暖かさを感じるものでした。
他国との違いを知って、良い所は取り入れ、寒さの厳しい地域の人々の冬の過ごし方に学び、工夫を取り入れて、快適な冬を過ごしたいですね。
ただ、日本には日本の良さがあります。「わびさび」とか「粋」とか、そんな和風の建築や家具の良さを、自分たち日本人がしっかり認識しないとなぁと思いました。なので、冬こそ、家のことに意識を向けてみようと思います。
お家で過ごす、これからの冬が少し楽しみです♪