木は呼吸している

毎朝ギャラリーのそうじをしているのですが、先日ウォールナット材のテーブルの上に木の粉が落ちていました。

何か削ったかな?こんな所ではしないよな~と。色々、考えてまわりを見回していると、、、

あ!これだ☆と気づきました。

天井の松の丸太梁です。8mくらいの丸太そのままのものです。湿度の関係で、空気中の水分を吸って、伸びたり縮んだり、を家の一部になってもします。自然の素材でできた家は呼吸していると言うのは、こんなところからきています。

伸び縮みを考慮して、あそびを作るとか、聞きませんか?

日本には四季があるので、いつも一定ではない環境の中で培われた伝統や技術を残していけたら良いですね。

梅雨の楽しみ

梅雨入りしてから、ずっと雨が降っていなかったですが、ここ2、3日「ザ・梅雨」という感じのお天気ですね。

今日は紫陽花の和菓子をいただきました。

写真のように、透明な雨粒がついたような、涼しげでキレイなお菓子です。

ヨシモクの先に、あじさい屋敷というのがあります。そろそろ見ごろでしょうか。お出かけのついでに、ヨシモクへもお寄りくださいね!

雨が降ると植物が生き生きして、色も濃くなります。目で見て楽しむ、食べて楽しむ。季節の移り変わりは美しいものです。

日々の暮らしの中で、色々な楽しみを見つけると、なんだか少し幸せな気持ちになりますね。

塗料のサンプル

先日、塗料のサンプルを作りました。

集成材に自然塗料のタヤエクステリアを塗ったのですが、このような感じになりました。

集成材と言うのは、読んで字のごとく、細かい材を集めて作られたものなので、そのパーツパーツで同じ種類の木でも色や塗料の吸い込みが違います。

写真の向かって左側が2回塗り、間ん中が1回塗り、右側が無塗装です。

それぞれのパーツの性質が異なることで、横にもラインが入っています。これは、ムラになっているとは、ちょっと違います。模様のようになっているのが、面白いなぁと思いますが、いかがでしょうか?

そんな訳で、集成材に塗るとこう言う風になるよ、と言うのを覚えておいてほしいです。