ラーメン屋さんにも「木」の力が!!

先日、仕事で千葉県の松戸市に行く機会がありました。松戸と言えば、「中華蕎麦 とみ田」さんを代表とするラーメン激戦区!!そこで、お昼はラーメンを食べようと、「ラーメンデータベース」で評価の高かった「兎に角(とにかく)」さんへ行きました。

こちらのお店は、油そばが有名ですが、初訪ということでシンプルにスタンダードなラーメンをチョイスし、評判の良いチャーシューを一枚トッピングしました。魚介豚骨系ラーメンのいわゆる「またおま系」という事で、見た目はお馴染みな感じです。しかしながら、自家製麺はとってもモチモチ、スープもとってもクリーミーで、流行りの魚介豚骨系の中でも、レベル高い感じ!とっても美味しい。、、、そして、その中でも一際輝く素材が!!それが今回お伝えしたかったチャーシューです。

こちらのチャーシューは、豚肉を燻製にしています。一口食べると、独特な風味が口の中で広がり、とっても幸せな気持ちになります♪分厚くカットされた重厚なお肉ですが、燻煙から出る木の香りがお肉をとても上品な味に変えています。なんと、こちらのお店では店内に燻製機があり、桜のチップを使用して自家製のスモークチャーシューを作っているとの事。桜の木がラーメン屋さんでも頑張っているかと思うと、なんだかとっても誇らしく感じました。

桜(正確には山桜)は、春先に美しく咲き、私たちの目を大いに楽しませてくれますが、材としても大変有用な木です。緻密で美しい肌を持つ材質の為、弊社では、鴨居、敷居、テーブル材、框材、最近では薪などの納材実績があります。燻製に使用する木は、ほかにも「リンゴ」「ナラ」「ヒッコリー」などが有名ですが、桜はわりと強めの香りをつけるので、豚肉などの少々癖のある食材にぴったりです。そして、この美味しい燻製を食してみたくなった方々に朗報です。なんと、弊社では薪をつくる際に発生する桜チップを袋詰めにして¥200で販売しております。手軽な金額で桜の燻製を楽しめますので、ぜひ一度お試しくださいね。

GALLERYにて、絶賛販売中の「さくらチップ」

、、、という事で、ラーメンとチャーシューで二度おいしい「兎に角」さん。近くに行った際は、兎に角(とにかく)食してみてください(笑)。

働く木 アピトン

働く木 アピトン

皆さん、この丸く加工された木は、どこで働いているかわかりますか?木は色々なところで働きます。皆さんは家の中で働く木を良く目にすると思いますが、意外なところでも働いているんですよ!!それでは、働く場所の説明の前に、まず簡単にこちらの木の説明をしますね。

この木の名前は、「アピトン」と言います。アピトンはアジア南方地域が原産の木です。耐久性、耐水性に優れる大変タフな木です。弊社の納材実績としては、一番多いのがトラックの荷台です。重い荷物に耐える強靭な耐久性を持ち、外部で雨にさらされることが多い荷台でも、耐水性が高く腐りにくいのです。アピトン 続きを読む →