年末の大掃除

今年もあと4日。

いつも年末の大掃除のついでに、椅子やテーブルに蜜ロウワックスを塗っています。

何かの機会に合わせて、一年に1回塗ることをお勧めします。無垢の家具も、人間の肌のように、木部の表面がカサカサ、パサパサしてきます。

ワックスを塗ると、色がはっきりして少し濃くなり、表面がしっとりします。こうしてメンテナンスしてあげることで、長持ちするのと、愛着が涌いてきます。革のカバンや靴を愛で、育てるイメージ(^ー^)手間がかかるから、かわいい。床や壁も、同じように、かわいい。モノのお手入れをすることで、自分も磨かれます。

寒くて動きたくないのも事実ですが、お掃除すると、体も温まります。そんな事で、この寒いのにやるのかな?と前向きに考えてみるのでした。

あ、一番は、清々しいお家で新年を迎えるためか。

そんな訳で、来年も良い年でありますように!風邪など引かぬよう。

お正月と木

「木と生活」は昔から深く関わりがありますね。

お正月では、お雑煮やお節料理をいただく時に使うお箸。

ヤナギ材の、塗りのない丸いものを使います。「柳箸」「雑煮箸」「両口箸」「両細」などと呼ばれています。

先端と持ち手の方と、両端が細くが削られているのが特長です。

「古来、お正月は歳神様や御祖霊を迎えて新年のご加護を祈る行事。お雑煮などをいただき、神様や御祖霊のご加護を受け、慶びを共にします。そのため、柳箸の一方を「人」が使い、もう一方は「神様」がお使いになると、されてきました。」

だそうです!それで、両方削られていたのですね~。

年末年始、忙しいですが、木のことも考えてみてくださいね。そして、忙しいときは、木のぬくもりに癒されてください^ー^

大忙しの12月

気づくと、12月も半ばにさしかかろうとしています。12月は本当に、あっと言う間に時間が過ぎていきますね(><;)

今年中に終わらせたい仕事、年末年始の準備に、忘年会….などなど。もう来週末はクリスマスです。

今月はいつもより早めの、第二土曜日に、月1のワークショップをしました。クリスマスに間に合うように。準備は9月から。気温も暖かく、まだまだと思っていたのになぁ。

今年のクリスマスは、23日の天皇誕生日も入れると、3連休の方々もいらっしゃるようですね~(^0^)♪お家で過ごす人が多くなると予想されているそうです。

大忙しの12月ですが、連休少しでもゆっくりできると良いですね!お家クリスマスを彩る小物たちをそろえたり、作るのも楽しく、気分転換になります!

テーブルコーディネートとメンテナンス

先日、無垢のテーブルをお買い上げ頂いたお客様のところへ、メンテナンス方法をお伝えに伺いました。

【カップを置いたところに「わじみ」が出来てしまった】とのことでした。

オイル仕上げの場合、蜜ロウが入っているので、温かいものを置くと、蜜ロウが溶け白くなります。

そんな時は、まず固く絞った台ふきんで拭いてみる。その後、細かい番手の紙やすりで、木目にそって、やさしく削る(浮いてしまった蜜ロウだけを削るイメージ)そして、オイルを塗る。ベタベタが気になったら、余分なオイルを拭き取る。

毎日のメンテナンスは、基本は乾拭きで、汚れがひどい場合は、固く絞った台ふきんで拭きましょう。一年に1回はオイルを塗りましょう。もしくは、表面が乾いてきたなと感じたらオイルを塗りましょう。

「わじみ」や「キズ」を防ぐには、ランチョンマットやコースターなどを敷く。「防ぐ」と言うとなんだか面白くないですが、テーブルコーディネートとして、楽しんでみては、いかがでしょうか?(^ ^)/