私たちは、毎日の暮らしの中で、たくさんの「もの」に関わって生活しています。
人間は「家」を持ち「もの」を所有する、稀な生き物です。
ある人は、寂しさを埋めるために、たくさんの「もの」に埋もれて生活しています。そしてまた、ある人は、じっくり時間をかけて、本当に近くに置いておきたいものを選びます。
日々の生活におわれて、安価で手軽な「もの」へと流されがちですが、5年、10年、、、もっと先のことを考えて、買い物をする。
「今」も大切な毎日ですが
「もの」を選ぶ際は、そんなことを考えてみるのも良いです。
今は高い買い物でも、10年、20年、その先まで使える「もの」であれば、実はそんなに高い「もの」ではないこと。そう考えて「もの」を選ぶと、今までとは違った「選び方」になるはずです。
その「もの」の背景だったり、作られる過程だったりが気になり「もの」への愛着が生まれます。いつもあるもの、使うものだから、じっくりと選びたい。
「家」や「家具」も、そうであってほしいな、と願います。
毎日をしっかり積み重ねて、人間らしさを大切に、今を大切に、そして未来の自分と世界を大切に思えたら、素敵ですね。(話が大きくなってしまった。笑)
そう考えると
「もの」を選ぶことは、自身の生活をつくり、人生のあり方にも繋がるのかもしれません。