千葉の杉といえば「山武杉」です。
サンブスギは、千葉県で生まれた優良な性質を多く持つ挿し木スギで、250年以上前から山武林業地において挿し木造林の技術とともに受け継がれてきたものです。
ー 山武杉の特徴 ー
成長・・・早生型 材色・・・淡紅色で美しい
針葉の形・・・先端が鋭く握ると痛い
花粉症対策・・・雄花(花粉)をほとんど着けない
気象害抵抗性・・・冠雪害、風害に弱い
サンブスギは、スギ花粉を飛ばす雄花をほとんど着けません。雄花の量は種子から育てられた普通のスギの数パーセント以下です。
花粉症にも優しい木なんですね、山武杉。
国産材を有効に活用することで、人も木も、森も元気になるのです。そんな良い循環ができるように、多くの人に知ってもらい、活用していただきたいなと思います。