山武杉

千葉の杉といえば「山武杉」です。

サンブスギは、千葉県で生まれた優良な性質を多く持つ挿し木スギで、250年以上前から山武林業地において挿し木造林の技術とともに受け継がれてきたものです。sanbu_leaf

 

ー 山武杉の特徴 ー

成長・・・早生型   材色・・・淡紅色で美しい

針葉の形・・・先端が鋭く握ると痛い

花粉症対策・・・雄花(花粉)をほとんど着けない

気象害抵抗性・・・冠雪害、風害に弱い

サンブスギは、スギ花粉を飛ばす雄花をほとんど着けません。雄花の量は種子から育てられた普通のスギの数パーセント以下です。

花粉症にも優しい木なんですね、山武杉。

国産材を有効に活用することで、人も木も、森も元気になるのです。そんな良い循環ができるように、多くの人に知ってもらい、活用していただきたいなと思います。

ケヤキの板

縦も横も1mに満たない、小さなケヤキの板を削りました。

随分、長いこと眠っていたようで、真っ黒になっていました。IMG_1113

削ってみると、木目はうねうねとしていて、面白い表情をしています。味のある表情を見せてくれました。うっすらとですが、玉杢がのっているものもあります。

小さいので、看板や、花台、サイドテーブルの天板などになりそうです。一枚板には、同じものがないので、気に入ったものが見つかるのは、めぐり合わせです。大きなものだとお値段もそれなりになってしまいますが、この大きさなら少し手が出せるお値段です。

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表裏に、ペーパーやすりをあて、リボスのカルデット(クリア)を塗りました。

 

 

2月のワークショップ「おはしを作る!」

おはし作りを通して、伝えたいことがあり、2月のワークショップに決まりました。

今や、コンビ二ではタダでもらえ、100円均一店でも売っている「おはし」

とても身近な「おはし」

ゴハンを食べるときには、無くてはならないモノですね。

あまりにも身近すぎて、粗末に扱ったり、隅に追いやられたりしていませんか。

でも、おはしを作るためには、森の木を伐って(いただき)、製材して、あの形に、削ったり、また切ったり…..と、たくさんの人の手による工程を経て、皆様の手元に辿り着くのです。

これは「おはし」に限ったことではないですよね、私たちのまわりに溢れるモノたちは、みんな、何かを犠牲にしたり、人の手を借りたりしています。

今回、使用する木は山武杉です。先ほど「いただく」と表現しましたが、森の木は、伐らなすぎても(そのまま放置する)弱ってしまいます。昨今のスギ花粉の蔓延は、戦後の復興のため、人の手で植えられた杉が、安い外材の流入、それに伴う林業などの衰退により、手入れをされなくなってしまったことも原因です。杉も、日の当たらないところで、必死に子孫を残そうと、花粉を作るのです。ですから、国産の木を使うことは「人間と木」お互いのためなのですね。

自分で削ってみて、加工する大変さや、木に触れ、想う時間になったら良いな、と思います。モノを大切にする心、モノの先にあることを知る、一歩になりますように。

 

ケヤキの座卓の続き…塗装編

先日やすりをかけ終わり、次は仕上げの塗装です。

ここで、いつもならオイル仕上げなのですが、ウレタンで塗ってみようという話になりました。

ウレタン塗装・・・ウレタン塗料で塗装することです。

塗料は、ある液体の中に顔料という色の素を混ぜて作られます。
水彩絵の具で言えば、顔料は絵の具であり、液体は水となります。ウレタン塗料は、この液体がウレタン樹脂と言うことです。

ウレタン樹脂は乾くと(硬化すると)非常に硬くなり、材料の表面に強いコーティング膜を形成します。

いつものオイル塗装にくらべると、水に強いという利点があります。オイルは水に濡れると、輪じみになったり、木目が立ってザラザラします。なので、テーブルの場合はコースターを使ったり、乾拭きで拭き、一年に一回程度、オイルを塗る必要があります。

しかしウレタンは劣化します。大体15年くらいだそうです。劣化すると家庭で補修するのは難しいです。

傷や衝撃に関しては、どちらも同じように傷がつきます。

ウレタンは水に強く、日々のお手入れが簡単と言うことです。どちらを選択するかは、生活環境などでお好みによると思います。そこは相談してくださいね(^0^)/

ただヨシモクでも選択できるようになったら良いね、と言うことで、やってみることになりました。結果は、また次回。

ケヤキの座卓

寒波が襲来していますね。明日は雪がちらつくとか…..(*0*)

ところで、先日古い座卓を引き揚げてきました。もともとは、漆を塗ってありました。

傷もたくさんあったので、一度、漆を剥いで、掃除をして復活させてみることになりました。

写真の状況は「水ひき」をした後です。

「水ひき」というのは、素地のままの表面に水をつけると言うか吸わせて、木目を立たせる作業です。凹み傷はこれで少し元に戻ったりします。それでも戻らないときは、水で濡らした布を当て、上からアイロンなどで暖めます。

この後、乾いたら、立った余分な部分を削って平らに滑らかにしていきます。

また次の工程に入ったら書きます。

では、週末、暖かくしてお過ごし下さい!

2017年のはじまり 

年が明け、一週間。

お正月中は、とても暖かく過ごしやすい、良いお天気でした。ただ朝晩はグッと冷えますね。

霜や氷の自然が織り成す造形と、それに当たる朝の光。寒いけれど、本当に美しいOo(‘0‘*)

少しのんびりした気持ちでないと見えないものもあるかもな、と思いました。

2017年は、どんな一年でしょうか。

心は霜のように、トゲトゲしないように過ごしたいものです。きれいなもの、美味しいもの、わくわくすること、に囲まれていたいですね。

「平成の年数の覚え方は、とり(にく)29年。これで忘れません!(^0^)/」と、どなたかが言っていました。笑  どうぞ、今年も、よろしくお願いします。

 

年末の大掃除

今年もあと4日。

いつも年末の大掃除のついでに、椅子やテーブルに蜜ロウワックスを塗っています。

何かの機会に合わせて、一年に1回塗ることをお勧めします。無垢の家具も、人間の肌のように、木部の表面がカサカサ、パサパサしてきます。

ワックスを塗ると、色がはっきりして少し濃くなり、表面がしっとりします。こうしてメンテナンスしてあげることで、長持ちするのと、愛着が涌いてきます。革のカバンや靴を愛で、育てるイメージ(^ー^)手間がかかるから、かわいい。床や壁も、同じように、かわいい。モノのお手入れをすることで、自分も磨かれます。

寒くて動きたくないのも事実ですが、お掃除すると、体も温まります。そんな事で、この寒いのにやるのかな?と前向きに考えてみるのでした。

あ、一番は、清々しいお家で新年を迎えるためか。

そんな訳で、来年も良い年でありますように!風邪など引かぬよう。

お正月と木

「木と生活」は昔から深く関わりがありますね。

お正月では、お雑煮やお節料理をいただく時に使うお箸。

ヤナギ材の、塗りのない丸いものを使います。「柳箸」「雑煮箸」「両口箸」「両細」などと呼ばれています。

先端と持ち手の方と、両端が細くが削られているのが特長です。

「古来、お正月は歳神様や御祖霊を迎えて新年のご加護を祈る行事。お雑煮などをいただき、神様や御祖霊のご加護を受け、慶びを共にします。そのため、柳箸の一方を「人」が使い、もう一方は「神様」がお使いになると、されてきました。」

だそうです!それで、両方削られていたのですね~。

年末年始、忙しいですが、木のことも考えてみてくださいね。そして、忙しいときは、木のぬくもりに癒されてください^ー^

大忙しの12月

気づくと、12月も半ばにさしかかろうとしています。12月は本当に、あっと言う間に時間が過ぎていきますね(><;)

今年中に終わらせたい仕事、年末年始の準備に、忘年会….などなど。もう来週末はクリスマスです。

今月はいつもより早めの、第二土曜日に、月1のワークショップをしました。クリスマスに間に合うように。準備は9月から。気温も暖かく、まだまだと思っていたのになぁ。

今年のクリスマスは、23日の天皇誕生日も入れると、3連休の方々もいらっしゃるようですね~(^0^)♪お家で過ごす人が多くなると予想されているそうです。

大忙しの12月ですが、連休少しでもゆっくりできると良いですね!お家クリスマスを彩る小物たちをそろえたり、作るのも楽しく、気分転換になります!

テーブルコーディネートとメンテナンス

先日、無垢のテーブルをお買い上げ頂いたお客様のところへ、メンテナンス方法をお伝えに伺いました。

【カップを置いたところに「わじみ」が出来てしまった】とのことでした。

オイル仕上げの場合、蜜ロウが入っているので、温かいものを置くと、蜜ロウが溶け白くなります。

そんな時は、まず固く絞った台ふきんで拭いてみる。その後、細かい番手の紙やすりで、木目にそって、やさしく削る(浮いてしまった蜜ロウだけを削るイメージ)そして、オイルを塗る。ベタベタが気になったら、余分なオイルを拭き取る。

毎日のメンテナンスは、基本は乾拭きで、汚れがひどい場合は、固く絞った台ふきんで拭きましょう。一年に1回はオイルを塗りましょう。もしくは、表面が乾いてきたなと感じたらオイルを塗りましょう。

「わじみ」や「キズ」を防ぐには、ランチョンマットやコースターなどを敷く。「防ぐ」と言うとなんだか面白くないですが、テーブルコーディネートとして、楽しんでみては、いかがでしょうか?(^ ^)/