木は呼吸している

毎朝ギャラリーのそうじをしているのですが、先日ウォールナット材のテーブルの上に木の粉が落ちていました。

何か削ったかな?こんな所ではしないよな~と。色々、考えてまわりを見回していると、、、

あ!これだ☆と気づきました。

天井の松の丸太梁です。8mくらいの丸太そのままのものです。湿度の関係で、空気中の水分を吸って、伸びたり縮んだり、を家の一部になってもします。自然の素材でできた家は呼吸していると言うのは、こんなところからきています。

伸び縮みを考慮して、あそびを作るとか、聞きませんか?

日本には四季があるので、いつも一定ではない環境の中で培われた伝統や技術を残していけたら良いですね。

塗料のサンプル

先日、塗料のサンプルを作りました。

集成材に自然塗料のタヤエクステリアを塗ったのですが、このような感じになりました。

集成材と言うのは、読んで字のごとく、細かい材を集めて作られたものなので、そのパーツパーツで同じ種類の木でも色や塗料の吸い込みが違います。

写真の向かって左側が2回塗り、間ん中が1回塗り、右側が無塗装です。

それぞれのパーツの性質が異なることで、横にもラインが入っています。これは、ムラになっているとは、ちょっと違います。模様のようになっているのが、面白いなぁと思いますが、いかがでしょうか?

そんな訳で、集成材に塗るとこう言う風になるよ、と言うのを覚えておいてほしいです。

塗り壁体験ワークショップ

先日のヨシモクオリジナル塗り壁材 hitotoki-ひととき-の塗り壁体験ワークショップの様子です。

今回は、ミゾレが降るような寒い一日でしたが、そんな日にも関わらず、3組のお客様がいらっしゃいました。ありがとうございました!!

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材料が下に垂れないように、壁にコテ台を当ててその上で塗ると垂れる心配は無くなります。
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小さなお子様も、挑戦していました^^
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こちらは、お一人で、この一面を仕上げました!

主材はプレーンで色は白です。今回は、Uカラーという色をつける粉を入れ、うすきいろで塗りました。

床に材料がこぼれても汚れないように、しっかりと養生をします。

最初は、難しいとおっしゃっていましたが、だんだんと慣れてきて、塗るスピードもあがり、塗った見た目もきれいになり、皆様、楽しんでいました。

■職人さんの仕上げ■

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いろいろな種類のコテを使って、仕上げのパターンを変えてみせてくれました。

お持ちのコテの数は何百だそう!

仕上げ方で印象がまったく違うので、面白いですね。

ささーっと簡単そうにやられていましたが、素人の私たちがやると、何倍もの時間がかかり、さすがだなぁと、感嘆の声がもれていました。

 

部屋の大きさ 6畳の和室

使ったhitotokiの量 25kgほど

約15,000円

和室は、ふすまがあったり柱もあり、窓も多かったので、想定していた量の半分くらいでした。