ケヤキの座卓

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ウレタン塗装が終わり、座卓が仕上がりました。

60年くらい使われていたものですが、赤茶の塗装(多分、漆)を剥がし、凹みを戻し、ウレタン塗料で塗装をし直しました。深い傷などは、残ったままなので、少しビンテージ?の風合いです。

天板は一枚板で、脚や幕板にほんの少しだけ、装飾的なアールやカットが施されていて、シンプルなようでいて、遊びのある形が、今はできる人が少ないのでは?という事でした。

多少の傷はありましたが、とても丁寧に大事に使われていたのだなと、分かるものでした。

次に使う人も、大切に使っていただけると良いなと思います。

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ケヤキの板

縦も横も1mに満たない、小さなケヤキの板を削りました。

随分、長いこと眠っていたようで、真っ黒になっていました。IMG_1113

削ってみると、木目はうねうねとしていて、面白い表情をしています。味のある表情を見せてくれました。うっすらとですが、玉杢がのっているものもあります。

小さいので、看板や、花台、サイドテーブルの天板などになりそうです。一枚板には、同じものがないので、気に入ったものが見つかるのは、めぐり合わせです。大きなものだとお値段もそれなりになってしまいますが、この大きさなら少し手が出せるお値段です。

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表裏に、ペーパーやすりをあて、リボスのカルデット(クリア)を塗りました。

 

 

ケヤキの座卓

寒波が襲来していますね。明日は雪がちらつくとか…..(*0*)

ところで、先日古い座卓を引き揚げてきました。もともとは、漆を塗ってありました。

傷もたくさんあったので、一度、漆を剥いで、掃除をして復活させてみることになりました。

写真の状況は「水ひき」をした後です。

「水ひき」というのは、素地のままの表面に水をつけると言うか吸わせて、木目を立たせる作業です。凹み傷はこれで少し元に戻ったりします。それでも戻らないときは、水で濡らした布を当て、上からアイロンなどで暖めます。

この後、乾いたら、立った余分な部分を削って平らに滑らかにしていきます。

また次の工程に入ったら書きます。

では、週末、暖かくしてお過ごし下さい!